rain speaker S150W

rain speaker の楽しみ方

ある時、全く同じ仕様のレインスピーカーを比較しました。１つは１年前から使っている物、もう一つは出来たてホヤホヤのレインスピーカーです。

銅や真鍮は酸化します。光沢がなくなり燻銀のような風格がでてきます。驚いたのは音です。正直、え？って言う位に出来たての音は鳴りません。内部の配線材（ベルデン社）も半田（オヤイデ銀入）も同じです。以降、必ず４８時間以上のエイジングをしてから梱包しています。本当は１００時間くらい行いたいんですが....なのでお客様にお好みの音楽や音声で残りのエイジングをお願いしています。

レインスピーカーを正面から見るとスピーカーユニットは見えません。完全に９０度横を向いています。なので音楽がどこから流れているのか分からない方もいらっしゃいます。

また直接スピーカーユニットが前に向いていないので会話も聞き取りやすいです。

見た目も音も、段々と自分の好みに育つ感覚が楽しみ方の１つかなと思います。

rain speaker と暮らす

私は生活や職場にレインスピーカーを取り入れて５年以上になります。

事務所のパソコン横に小さなデジタルアンプ。画面上部の天井にはレインスピーカーがぶら下がっています。

毎朝、皆より少し早目に出社して窓お開け少し空気を入れ替えてその季節に合わせてストーブを着けたりエアコンを入れたりした後、必ずYouTubeからの音楽を流します。

選ぶ多くの音楽コンテンツは癒やされて会話を邪魔しない、少しポジティブになれる音楽を日替わりで流して皆を待ちます。

今朝はクリスマスのBGMでした。

自宅の居間の天井にはイベントで貸し出してボロボロになって帰って来たレインスピーカーがぶら下がっています。

家族と共通の趣味が映画鑑賞なので多チャンネルのデジタルアンプを妻が買ってくれました。

臨場感の為のサラウンドのスピーカーはリサイクルショップで以前購入した物ですがメインのチャンネルをレインスピーカーにつなぎました。

最初に驚いたのが音楽番組の質の高い音声です。薄型テレビのスピーカーでは感じたことはありませんでした。

これはレインスピーカーに限った事では無いと思いました。ちゃんと空気を使ったスピーカーで聞けば放送局の音に対する拘りが伝わるんだなと思いました。

自分のパソコンには納品予定だった飲食店様にキャンセルになった薄いオレンジ色のレインスピーカーがトランジスタアンプを介してつながっています。

好きな音楽を再生するだけではなく自作の音楽のミックス用のモニターとして使ったり、楽器のレヴュー動画やマイク等の比較動画を楽しんでいます。

個人的な感想ではレインスピーカーは少し楽器寄りなスピーカーだなって思います。うまく鳴ってくれないソースが在ります。だから音源の比較ができると思います。

東京都　吉祥寺　月窓寺様   S150W  R200W（2021）

北海道　岩見沢市　大正ボックス様   RB150W（2021）